■初回診察
初回診察では、喫煙の状況を診断します。
健康保険が適用できる条件は、下記の4つです。
(1)ニコチン依存症を診断するスクリーニングテストが5点以上
(2)ブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上
(3)ただちに(1カ月位以内)禁煙したいと考えている
(4)禁煙治療を受けることに文書で合意している
治療は貼り薬、または飲み薬を使用します。
通院時は薬の処方、息に含まれる一酸化炭素の濃度測定、禁煙状況に応じたアドバイスなどを行います。
体に悪いと分かっていても、自分の意志だけで長年の習慣を止めるのは大変なことです。
医師の治療を受け、定期的に通院して禁煙に取り組んでいきましょう。
過去に禁煙に失敗してしまった方も、禁煙外来を受診して「健康保険適用による薬が最初に処方された日から1年以上経っていれば、再度健康保険適用での禁煙治療が可能です。
飲み薬が体質的に合わない場合も、無理なく続ける方法がありますので、あきらめずにご相談ください。